ドメインの移管手順

現在所有しているドメインの管理を一元化したいという思惑もあり、ドメインの移管を行いました。
その手順を記事にしたいと思います。

当記事は私が使っているホスティグ業者が提示している公式手順に従って移管作業を行ったという記事です。
TTLの調整などについては手順書やヘルプで触れていなかったのでそれらは全て省いております。
DNSの仕組みを含めてもっと深いところまで詳しくドメインの移管手順を説明してくださっている記事はたくさんありますので気になる方は検索してみてください。
目次

大雑把な流れ

移管の大雑把な流れは下記のようになります。

  1. 移管元に移管したい旨を連絡
  2. 移管元がAuthCodeを発行
  3. 移管先に移管したい旨を連絡
  4. 移管元が移管処理を実行

こちらが行うのは1番と3番になります。

移管元に連絡

最初に行うのは移管元への連絡です。
たいていの場合、ドメイン管理画面のようなものから移管申請ができると思います。
費用が発生するかどうかはホスティグ業者によります。
(今回の私の場合は無料でした)

AuthCode

移管に必要な認証コードで移管元から発行されます。
これがないと移管はできませんので紛失しないように注意してください。

移管先に連絡

これもドメイン管理画面のようなものから申請ができると思います。
その際、AuthCodeが必要になります。
費用が発生するかどうかはホスティング業者によります。
(今回の私の場合は1,500円弱かかりました)

移管が終わるのを待つ

移管先への連絡が終われば後は待つだけです。
数日かかる場合もあるようです。
(今回の私の場合は3日ほどかかりました)

注意事項

ドメインの移行はドメインを管理している業者の変更になるので基本的には移行中も移行後も当該ドメインはそのまま使えます。
しかし、移管完了後に移管元のネームサーバーから情報が削除される場合や、ネームサーバー情報そのものが削除される場合があり、そうなると一時的にドメインが使えない状態になってしまいます。
(名前解決ができない)

削除されるのか、削除されないのかはホスティング業者によって違いますので心配な場合は予め確認しておいてください。
削除される場合は移管前に新ネームサーバーを設定するなどして使えない期間が発生しないようにする必要があります。
ただ、他社管理のネームサーバーを設定出来るかどうかはホスティング業者次第なのでここも要確認ポイントになります。


まとめ

基本的には難しいところは何もないのですが、注意事項のところに書いたとおりネームサーバーの設定がどうなるかは事前に確認しておいた方がいいと思います。

また、何事にも良からぬことを考える輩は存在します。
前述の通り、移管中はドメインの状態が不安定になりますのでその隙に悪さをされる可能性があります。
ある意味アイデンティティの一つであるドメインの設定を変えることをわざわざ公にする必要はないと思います。
例えば、SNSで「これからドメイン移管します」などと公言することは絶対にやめた方がいいでしょう。

この記事がドメイン移行を考えている方の参考になれば幸いです。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次