料理の際に材料や調味料の重さを量ったり、ちょっとしたガジェットの重さを量ったりする機会があったのでクッキングスケール(キッチンスケール)を購入しました。
求める仕様
購入する製品に求める仕様は以下の通りです。
- 最大計量は数kg程度
- コンパクトに収納できる
- 風袋引き機能付き
特に最後に挙げた風袋引き機能は必須です。
風袋引き機能とは容器の重さを差し引いて表示する機能です。
アナログ式のはかりで言うと針を0に合わせる作業を思い浮かべていただければと思います。
「風袋引き」と書くと難しそうなイメージがありますが、簡単に言うと現在の重量を0としてそこから加わった重さを表示する機能です。
上記の仕様を満たすものとして、タニタのKD-320というデジタルクッキングスケールを購入しました。
製品仕様
計量範囲 | 3000g |
最小表示 | 通常はかりモード : 1g 微量モード : 0〜300g時は0.1g、300〜1500g時は0.5g |
計量精度 | 通常はかりモード 0gから750gまで : ±2g、750gを超え3000gまで : ±3g 微量モード(0.1g) 0gから75gまで : ±0.2g、75gを超え300gまで : ±0.3g 微量モード(0.5g) 0gから375gまで : ±1.0g、375gを超え1500gまで : ±1.5g |
地域設定 | 9区分 |
電源 | DC3V(単3形乾電池×2本) |
主な付属品 | 取扱説明書(保証書付) お試し用電池(単3形乾電池×2本) 収納ケース |
追加計量(0表示機能) | ○ |
mLモード | ○ |
オートパワーオフ | 約6分 |
フック穴 | ○ |
シリコーンゴム脚 | ○ |
本体寸法 | 幅 150mm×高さ 34mm×奥行 210mm |
本体質量 | 約445g |
実際に使ってみた
基本的には電源ボタンを押して電源を入れて、0が表示されたらものを載せて量って、終わったら電源ボタンを押して電源を切るだけです。
0点調整をしているのか、電源を入れてから0が表示されるまでに約4秒ほどかかります。
通常はかりモード
製品仕様にもあるとおり、通常は1g単位で表示されます。
1g未満の端数は四捨五入されているような感じを受けました。
微量モード
微量モードにすると小数点以下第一位まで表示されます。
微量モードは300gまでだと最小単位が0.1gなので計測時の周りの環境によって表示がコロコロ変わります。
(エアコンの風が当たっただけで変わる)
感度は結構いいと思います。
mLモード
mLモードにすると表示単位がグラム(g)からミリリットル(mL)に変わります。
下の画像では「W」となっていますが、これは水を計量するときのものです。(WaterのW)
他に牛乳を計量するときの「M」という表示があります。(MilkのM)
計測値(重さ)から比重で容量を求めているようなのでこのモードは容器の重さを差し引いてから使う必要があります。
容器の重さに相当する容量が表示される。
0リセットされて(容器の重さが差し引かれる)、0mL表示になる。
計量カップを用意する必要がないから便利かもしれないですね。
まとめ
収納ケースがついていて使わないときにはきれいにしまっておくことができる点もポイントだと思います。
パッケージ画像にもある通りパン作りの時に使われることを想定したクッキングスケールだと思いますが、例えば郵便物の重さを量ったりとか、日常生活でも便利に使うことができると思います。
一家に一台、いかがでしょうか。
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