いわゆる「高級キーボード」の一つとして有名な東プレの「REALFORCE」シリーズ。
私が初めてREALFORCEシリーズを使ったのは2006年か2007年か、その辺りのことだったと記憶しています。
独特の打鍵感の虜になり、それ以来キーボードは基本的にREALFORCEシリーズを使ってきました。
現在も公私ともにREALFORCEを使っています。
そのREALFORCEの第3世代となる「REALFORCE R3」シリーズが発売されましたので早速購入して使ってみました。
(テンキーレス、日本語配列、30g、静音、ホワイトのモデルを購入しました)
スペック
キースイッチ | 東プレスイッチ(静電容量無接点方式) |
キー配列 | 日本語 |
キー刻印 | 昇華印刷 |
スイッチ寿命 | 5,000万回以上 |
重量 | 1.3Kg |
サイズ(奥行×幅×高さ) | 163mm × 379mm × 30mm |
キー数 | 91キー |
ケーブル長 | 1.8m(着脱式) |
キー荷重 | 30g |
キーストローク | 4.0mm |
キー構造 | ステップスカルプチャー |
フルNキーロールオーバー | ○ |
インターフェイス | Bluetooth 5.0 & USB |
生産国 | 日本 |
APC(アクチュエーションポイントチェンジャー)機能 | ○ |
静音 | ○ |
無線接続に対応
R3シリーズの特徴の一つがBluetoothによる無線接続に対応したモデルがある点だと思います。
PCの他にタブレットやスマートフォンなどと接続することができます。
また、無線接続対応モデルであってもUSBケーブルによる有線接続を使うことができるのでBluetooth 4台+有線 1台の計5台のデバイスと接続、ワンタッチで切り替えて入力することができます。
Bluetooth接続の際の電源は単三電池2本か、USBケーブルによる給電となります。
単三電池の使用については後述のデザイン的な話と合わせて賛否両論あるようです。
APC機能は4段階
キースイッチのオン位置を調節できるAPC機能が搭載されています。
従来からある1.5mm、2.2mm、3.0mmの他に、新たに0.8mmが追加されました。
デザイン的な話
R2シリーズと比べると若干フレーム(いわゆるガワ)が大きくなっています。
無線接続用単三電池の収納スペースの都合もあってキーボード上側がかなり広くなっています。
(キーボード上側の裏面から電池を入れる感じです)
高級キーボードの一つである「HHKB」がミニマルを追求しているのとは対照的だと思います。
改善してほしい点
Bluetoothで接続した場合、電池の消耗を防ぐために一定時間でスリープもしくは接続が切れるようになっています。
スリープから復帰させるには電源ボタンを押して再度電源を入れる必要があります。
これを、任意のキーを押したときでも電源が入るように設定出来たらいいと思います。
使用感
やはりREALFORCEは打っていて非常に気持ちがいいです。
「スコ…スコ…」あるいは「スコン…スコン…」と形容される独特の打鍵感は素晴らしいです。
私はAPCを標準の2.2mmではなく1.5mmにしているのですが、これによりキーを底まで押し込む必要がなくなり、ちょっと押すだけでサクサクと入力することができます。
まだその感覚を指が覚えていないので気を抜くと底打ちしてしまいますが、徐々に慣れていくのではないかと思っています。
これに慣れてしまうと普通のキーボードがすごく打ちにくくなってしまいそうですが…。
まとめ
「なぜ内蔵電池ではなく単三電池なの?」とか「もうちょっとサイズをコンパクトにできなかったのか?」とか、賛否両論あるみたいですが個人的には大満足です。
このクラスのキーボードを購入する方々はそれなりに拘りがあって購入していると思うのでいろいろな意見が出てしまうのは仕方のないことなのかもしれません。
お安くないですしね…。
キーボードについては以前にも記事にまとめています。
こちらも合わせてご覧ください。
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