ChromebookでAndroid Studioを使ってみる

Chromebookにインストールした「Android Studio」を使ってAndroidアプリを作ってみようと思います。
本格的に開発用途で使いたい場合は設定画面の「ADBデバッグを有効にする」をonにした方がいいみたいですが、offにするときにChromebookをリセットする必要があるみたいなので実機上でテストする前提で話を進めていきます。

ADBデバッグ

Android Studioのインストールはこちらの記事を参考にしてみてください。

目次

前提条件

  • ChromebookにAndroid Studioをインストール済みで使える状態であること。
  • 接続するAndroidデバイスがUSBデバッグ可能な状態であること。

手順

STEP
Android Studioを起動して「Create New Project」を選択します。
メインメニュー
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テンプレートの選択画面で「Empty Activity」を選択して「Next」をクリックします。
テンプレートの選択
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プロジェクトの設定画面で「Name」に適当なプロジェクト名を入力して「Finish」をクリックします。

なお、プロジェクト名の先頭は大文字にしてください。

プロジェクトの設定
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ChromebookにAndroidデバイスを接続し、USBデバッグモードにします。

また、Chromebook側でも当該デバイスへの接続を許可します。
ツールバーにデバイス名が表示されます。

ツールバーの表示
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ツールバーのデバイス名の隣りにある再生ボタンをクリックするとアプリがビルドされて当該デバイスに転送されます。

Chromebookのスペックにもよるかと思いますが1分程度でビルドが終わり、アプリが実行されます。

実行結果
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ツールバーにある停止ボタン(赤い四角)をクリックするとアプリが終了します。
アプリの終了
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Androidデバイスのアプリ一覧にも追加されています。

不要になった場合は通常のアプリのアンインストールと同じ手順で削除することができます。

アプリ一覧
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ちょっとボタンを追加してみます。
ボタン追加
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実行するとこんな感じになります。

ただ単に要素を追加しただけなので表示されてタップすることはできますが、それ以上のことは何も起こりません。
「ボタンを押したときの処理」を追加していくことでボタンとしての機能を実装していく感じになります。

ボタンを追加した結果

まとめ

Android Studioを動作させるにあたって、推奨環境は下記のようになっています。

推奨環境

インストール後に特に設定をいじっていないのですが、起動すると約1.2GBのメモリを確保しているようです。
メモリが4GBの機種だとちょっと厳しいかもしれないですね。

全体的な動作はちょっともっさりしているかなという印象です。
i5以上を推奨していますが、うちのChromebookはPentium Silverなので仕方ないのかもしれません。

機会があったらもうちょっと規模の大きいアプリの開発でも使えるのかどうかを試してみたいと思います。

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