何らかの通知をSMSで送りたいと思ったことはありませんか。
Amazon Simple Notification Service(SNS)は可用性が高く耐久性に優れたセキュアな完全マネージド型のpub/subメッセージングサービスです。
このサービスを使うとSMSを送ることができるようなので早速試してみました。
目次
送信前の準備手順
- AWSコンソールで「SNS」で検索してAmazon SNSのトップページを表示します。
- 左のメニューの「トピック」をクリックし、右側に表示される「トピックの作成」をクリックします。
トピックは「チャンネル」みたいなものと考えていただければよろしいかと思います。 - SMSを送る場合、タイプは「スタンダード」を選択します。
「名前」を入力して右下の「トピックの作成」をクリックします。 - トピックが作成されたら右下の「サブスクリプションの作成」をクリックします。
サブスクリプションは「送信先」と考えていただければよろしいかと思います。 - 「プロトコル」は「SMS」を選択肢、「エンドポイント」にSMS送信先の電話番号を入力して右下の「サブスクリプションの作成」をクリックします。
例えば、090-1234-5678に送りたい場合は「+819012345678」となります。
+81は日本の国番号、それに続けて先頭の0を省いた電話番号を入力します。 - これで準備は完了です。
送信手順
- 左のメニューの「トピック」をクリックし、トピック一覧から先程作成したトピックを選択します。
続いて、右上の「メッセージの発行」をクリックします。 - 「メッセージ本文」に送信したい文言を入力して、右下の「メッセージの発行」をクリックすると送信前の準備手順5で入力した電話番号にSMSが送信されます。
送信に際して、日本の場合は1通当たり0.07451USDの料金がかかりますのでご注意ください。
また、デフォルト状態だと1ヶ月の使用料金上限が1USDとなっていますので13通送信すると以降は送信できなくなります。
上限を上げる場合には申請が必要になるようです。
まとめ
上記の手順を経ることでSMSを送信することが可能になります。
トピックにメッセージを送ると、そのトピックに紐付いているサブスクリプションにそのメッセージが一斉に送られる、という感じになります。
送信の際にはお金がかかってしまう点に注意して活用していきたいと思います。
今回はAmazon SNSコンソール上からの送信手順になります。
プログラム上から送信するにはまた別の手順が必要になります。
準備手順は共通ですが、コンソール上で行う操作をAWS SDKやAWS CLIを使って行う形になります。
こちらの手順も今後記事にしていきたいと思います。
今回の記事がSMSを送りたい方の参考になれば幸いです。
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