WordPressにはREST APIの機能が標準で備わっています。
通常の使用ではそれほどお世話になる機会はないのですが、プログラムを絡ませて何かをやる場合などにはかなり使える機能です。
今回は軽くWordPress REST APIをご紹介したいと思います。
REST API Handbook
WordPressのREST APIの仕様はこちらにまとまっています。
上記Handbookの「Key Concepts」のページにある通り、
http(s)://{あなたのブログのドメイン}/wp-json/
というベースURIに、各エンドポイントを付与してアクセスすることで必要なデータを取得することができます。
上記Handbookの「Endpoint Reference」にエンドポイントが載っていますが、その中からいくつかご紹介します。
記事の情報取得
http(s)://{あなたのブログのドメイン}/wp-json/wp/v2/posts?per_page={取得件数}
このURLにアクセスすると、公開日時の新しい順に記事の情報が取得できます。
記事に付けられたタグ情報の取得
http(s)://{あなたのブログのドメイン}/wp-json/wp/v2/tags?post={記事ID}
このURLにアクセスすると、記事IDの記事に付けられたタグ情報を取得できます。
記事に付けられたカテゴリー情報の取得
http(s)://{あなたのブログのドメイン}/wp-json/wp/v2/categories?post={記事ID}
このURLにアクセスすると、記事IDの記事に付けられたカテゴリー情報を取得できます。
ぱっと見は分かりにくい
ブラウザやその拡張機能によってはWordPress REST APIからのレスポンスが見やすく表示されるかもしれませんが、基本的には怪しげな文字の羅列が返ってきます。
でもよく見ると「date」とか「title」とか、それっぽい情報が含まれていることが分かるかと思います。
実はこれ、JSONと呼ばれる形式のデータで、プログラムを使えば簡単に人間が見て分かる形式に戻すことができます。
私のTwitter Botもこれを使っています
私のTwitterアカウントにて、決まった時間に記事紹介のツイートを投稿しているのですが、そのbotもこれらのAPIを使ってデータを取得しています。
取得したデータから必要なものだけを抜き出して、書式を整えて投稿しています。
まとめ
記事の情報をすごく簡単に取得できることが分かっていただけたかと思います。
これを使って何かしてみたいと思った方、これを機にプログラミングを始めてみるのはいかがでしょうか。
コメント