USB Type-C接続のDACアダプタ「DC03」を購入しました。
軽くレビューしてみます。
目次
スペック
DACチップ | CS43131 ×2 |
THD+N | <0.00028% (32Ω負荷時,1.2Vrms) |
出力電圧 | 2Vrms (300Ω負荷時) / 1.61Vrms (32Ω負荷時) |
出力レベル | 80mW@32Ω |
S/N比 | 127dB |
周波数特性 | 20Hz〜40kHz +/-0.5dB |
ノイズフロア | <0.9µV |
出力インピーダンス | 0.12Ω |
PCM | 最高384kHz/32bitまでのネイティブ再生に対応 |
DSD | 最高11.2MHzまでのネイティブ再生に対応 |
重さ | 11g |
長さ | 約105mm |
音の感じ
- 実は同社のDC02というDACアダプタを愛用しています。
DC03はDC02の後継機になります。 - DC02と比較すると若干高音が強調されているような感じがします。
特に音量を大きめにするとそれが強く感じられます。
接続するイヤホン/ヘッドフォンの特性にもよるとは思いますが、購入を検討されている方は念頭においておいたほうがよろしいかと思います。
ただ、音の艶めきや透明感はアップしているような気がするので個人的には好きな感じの音ですね。
ハードウェア的な感想
- DC02はデバイスに接続して使用していると結構発熱があったんですが、DC03はそれが抑えられているような気がします。
無駄な発熱がないということは効率的に電力が使われているということだと思うのですが、DACチップがデュアルで搭載されているので全体としてみればもしかしたら消費電力量は上がっているかもしれません。 - デバイスに繋ぐとDC03についているブルーのLEDが点灯します。
iPad Proに繋いで使っているのですが、ずっと点いたままのようです。
ということは少なくともその分の電力はデバイスから供給され続けているわけですね。
繋いだまま一晩放置しておくと翌日起きたときには意外とデバイスのバッテリーが減っています。
ちゃんと計測したわけではないのですが、8時間ほどで20%以上減るような感じですね。
使用しないときはこまめに外しておいたほうがいいかもしれません。
まとめ
音に関するアイテムは人それぞれ感じ方が違うのでレビューが難しいですね。
感じ取ったものを的確に文章にする能力も必要ですし。
私としては以下のような方におすすめします
- ハイレゾというものにまだ接したことのない方
- コンパクトなDACを探している方
- 比較的購入しやすい価格のDACを探している方
DC03、私としてはすごく満足していて、もうDC02はしまってDC03一本でいってます。
「この製品、気になっているんだよな」という方にこの記事が少しでも参考になれば幸いです。
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