LINE Botを作ってみた(その1)

LINEには「Messaging API」というものがあります。
このAPIを使うことでLINE Botを作成することができます。
メッセージを送るといろいろな反応をするLINEアカウントがありますが、それと同様のものを(スキルがあれば)誰でも作ることができます。

私も試しに作ってみたので記事にしたいと思います。
当記事ではLINE Botを友達登録するところまでまとめてみました。

LINE Botの中身についてはこちらの記事をご覧ください。

目次

LINE Developersサイトへのログイン

STEP
Messaging APIの画面で「今すぐはじめよう」をクリックします。
STEP
LINE Business IDの画面が表示されるのでログインします。
LINE Business ID

プロバイダーの作成

STEP
LINE Developersコンソールにアクセスします。
STEP
「作成」をクリックしてプロバイダーを作成します。
プロバイダーの作成

「プロバイダー名」には開発者名や組織名などを入力します。
後述する友達追加の際にプロバイダー名は表示されますのでそのあたりを考慮した名称にすることをオススメします。

チャネルの作成

STEP
LINE Developersコンソールにアクセスします。
STEP
作成したプロバイダーを選択し、「新規チャネル作成」をクリックします。
新規チャネル作成
STEP
チャネルの種類は「Messaging API」を選択します。
チャネルの種類の選択
STEP
必要な項目を入力し、「作成」をクリックします。

チャネルの名称がBotのアカウント名になります。
ユーザーが目にすることになりますのでそのあたりを考慮した名称にすることをオススメします。

チャネルの設定

STEP
LINE Developersコンソールにアクセスします。
STEP
作成したプロバイダー、作成したチャネルをクリックします。
チャネル設定
STEP
「Messaging API設定」をクリックして「Webhook URL」を入力後、「検証」をクリックします。

検証が通ったら「Webhookの利用」をonにします。

友達追加

このURLに対してチャネルからwebhookイベントが送信されます。
つまり、このURLにLINE Botとしての処理を実装していきます。

STEP
「LINE公式アカウント機能」のところにある「編集」をクリックします。
LINE公式アカウント機能
STEP
「応答設定」を下記のように設定します。
  • 応答モード : Bot
  • あいさつメッセージ : オフ
  • 応答メッセージ : オフ
  • Webhook : オン
応答設定

友達追加する

上記手順でチャネルを作成すると、LINE公式アカウントとしても使えるようになります。
LINE Developersコンソールで当該チャネルを選択し、「Messaging API設定」を開くと「ボットのベーシックID」と「QRコード」が表示されます。

友達追加

LINEアプリでベーシックIDを検索するか、QRコードを読み込んで友達追加します。


まとめ

友達登録した後、当該アカウントとのトーク画面を開いてメッセージを送信するとこのような感じになります。

トーク画面

LINE Botとしての機能は一切実装していないので当然ではありますが、何の反応もありません。

メッセージを送信したとき、Webhook URLに対してPOSTでリクエストが送られています。
サーバー側でそのリクエストを取得していろいろ処理をした後、Messaging APIを使ってメッセージを返すことで上記のトーク画面に応答メッセージが表示されるようになります。

そのあたりについてはこちらの記事をご覧ください。

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