【Google AdSense】広告クローラのエラー

Google AdSenseの管理画面にアクセスしたところ、上部に「広告クローラのエラーが生じており、収益の損失が発生する可能性があります。」というメッセージが表示されていました。
ブログの記事に広告は表示されているので大きな問題ではないと思うのですがあまり気持ちのいいものではないので対応したいと思います。

目次

原因

このメッセージが表示された原因ですが、記事を作成している段階でプレビューを見過ぎたせいだと思われます。
管理画面の「ポリシーセンター」を見ると問題の箇所が表示されるのですが、そこにしっかりと表示されていました。

ポリシーセンター
twinturbo-power.com/?xxxxx&preview=true

(一部伏せ字にしてあります)

プレビューでも広告用コードは埋め込まれます。
表示を繰り返しているうちにAdSenseのクローラに補足されてアクセスされたのだと思います。
言うまでもなく公開前の記事のプレビューはログインしていなければ見られないのでAdSenseのクローラが到達できなくてエラーとして挙がってきたのだと考えられます。
ちなみに、記事公開後に上記のエラーになったURLにアクセスすると正規の記事URLにリダイレクトされて問題なく表示されます。

対応

記事が公開されれば表示されるようになりますし、管理画面にも今すぐ対応する必要はないと表示されているのでもしかしたら放置でもいいのかもしれません。
でも前述の通り、あまり気持ちのいいものではないので対応したいと思います。
対応するとしたら下記のいずれかになるのではないでしょうか。

  • AdSenseクローラにログイン情報を教える
  • プレビューを多用しない
  • プレビューの時は広告用のコードを埋め込まない

さすがに1番目はあり得ないですね…。
体裁が崩れた状態で記事を公開するのは避けたいのでプレビューは積極的に活用していきたいので2番目もちょっと…。
そうなると3番目の対応を行うことになりますが、プログラムの修正を伴うので注意が必要です。

THE THORのプログラム修正

当ブログのテーマは「THE THOR」を使用しています。
また、広告の表示場所は記事上部(1枚)と記事下部(2枚)です。
このパターンだと修正の対象となるプログラムは下記になります。

  • テーマディレクトリ直下「single.php」
  • テーマディレクトリ配下「inc/shortcode/ad.php」

サイドバーにも広告を出していたりすると他にも修正しなくてはいけないプログラムがあるかもしれません。
適宜修正してください。

修正箇所を見付けるポイント

THE THORの場合、wp_optionsテーブルに広告関連の設定が保存されています。
option_nameカラムが「fit_adPost_うんたらかんたら」となっているものが該当します。
grepを使ってプログラム内の「fit_adPost_うんたらかんたら」を検索すれば広告用コードを埋め込んでいると思われるプログラムを見つけることができます。
「get_option(‘fit_adPost_うんたらかんたら’)」のようにしてwp_optionsテーブルのoption_valueカラムの値を取得してhtmlを生成しているはずです。
その生成部分で「プレビューかどうか」を判定して、プレビューだった場合は広告用コードを埋め込まないようにすれば対応は完了です。

プレビューかどうかの判定

is_previewメソッドを使うことで、true/falseで返ってきます。
trueだとプレビュー表示、falseだと通常表示です。

if (is_preview()) {プレビューの時の処理}
if (!is_preview()) {通常表示の時の処理}

上記のように使うことができます。


まとめ

なんらかの対応が必須となるエラーではないものの、頻発するようだとGoogle AdSenseにマイナス評価される可能性も無きにしも非ずですのでできれば対応しておいた方がいいと個人的には思います。
うまく修正しないとサイトが正常に表示されなくなったり、テーマのバージョンアップで再修正が必要になるなど、いろいろと手間はかかってしまいますが…。

この記事が同様のエラーで悩んでいる方の参考になれば幸いです。

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