Apple MacBook Pro(2020年・13インチ・M1チップ)

Appleが日本時間11月11日(水)3時に発表した、Appleシリコン「M1」を搭載したMacBook Proを購入しました。
まだ環境整備中ではありますが、使ってみた感想を記事にしたいと思います。

目次

スペック

ディスプレイ Retinaディスプレイ
IPSテクノロジー搭載13.3インチ(対角)LEDバックライトディスプレイ、2,560 x 1,600ピクセル標準解像度、227ppi、数百万色以上対応
500ニトの輝度
広色域(P3)
True Toneテクノロジー
チップ Apple M1チップ
4つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した8コアCPU
8コアGPU
16コアNeural Engine
バッテリーと電源 最大17時間のワイヤレスインターネット
最大20時間のApple TVアプリのムービー再生
58.2Whリチウムポリマーバッテリー内蔵
61W USB-C電源アダプタ
メモリ 16GB
ストレージ 512GB
充電と拡張性 2つのThunderbolt / USB 4ポート
キーボードとトラックパッド バックライトMagic Keyboard
Touch Bar
Touch IDセンサー
環境光センサー
カーソルを正確にコントロールできる、圧力感知機能を搭載した感圧タッチトラックパッド
ワイヤレス Wi-Fi
802.11ax Wi-Fi 6ワイヤレスネットワーク接続
IEEE 802.11a/b/g/n/acに対応Bluetooth
Bluetooth 5.0ワイヤレステクノロジー
サイズと重量 高さ : 1.56cm
幅 : 30.41cm
奥行 : 21.24cm
重量 : 1.4kg

購入した理由

2017年モデルのMacBook Proを所有していますが、Appleシリコン「M1」がどういったものか試してみたかったために購入しました。

ソフトウェアの互換性

M1はIntelチップとはアーキテクチャが異なるのでIntelチップMac用として作られたソフトウェアは「Rosetta 2」と呼ばれる仕組みを介して動きます。
Intelチップ用のコードをM1用のコードに変換しながら動くことになるので若干の速度低下は起こりますし、うまく変換できず動かないということもあり得ます。

エンジニア的視点でいうと仮想環境がうまく動かないようです。
個人的には今後改善されていくと思っていますが、そういう用途で使う予定がある方は注意された方がいいと思います。

触ってみた感想

正直に言って、たいした性能ではないと思っていました。
タブレットやスマホ用のSoCに毛が生えた程度のものであろうと…。

ところが、実際に触ってみると何もかもがキビキビと動いていて驚きを隠せません。
前述の「Rosetta 2」を介したアプリでも速度の低下をほとんど感じることがありません。
例えばPhotoshop.
これはまだM1版が出ていないので「Rosetta 2」経由なのですがメインマシンよりも起動が速いです。
M1版はどうなるのか、楽しみですね。

発表会でも披露していましたが、スリープからの復帰が非常に高速です。
ディスプレイを開いたときにはもう画面が点灯していて、Touch IDで指紋認証をするとすぐに使える状態になります。

環境設定をしたり、アプリのインストールをしたりと結構長時間弄っていたのですが一度もファンが回った音を聞いていません。
動画編集などの重い処理をさせたらどうなるのか、機会があったら試してみたいと思います。

不具合らしきもの

概ね問題はなさそうなのですが、うちの環境でいくつか不具合らしきものに遭遇しました。

  • 「Googleのバックアップと同期」が動きませんでした。
    アプリのインストール後、設定を進めていくと最後の最後でエラーが発生してしまいます。
    Google側の対応を待ちたいと思います。
  • 画面共有がある条件下の時にしか成功しませんでした。
    M1側をホスト(共有される側)にする場合、ファイアウォールを無効にして画面を開いた状態にしておかないと画面共有ができません。
    個人的にはスリープ周りに関わるバグじゃないかと思っていますが…。
    次のアップデートで直ることを期待しています。

まとめ

前述の通り不具合もいくつか見受けられますが非常に快適です。
いい意味で裏切られてしまいましたね。

不具合についても今後のアップデートで改善されていくものと期待しています。

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