部屋の湿度に気を配っていますか

新型コロナウイルスの感染予防対策として部屋の湿度に注目が集まっています。
低すぎても高すぎてもダメなのですが、低いと感染のリスクが高まるようです。
私も加湿器を購入しまして、早速使っています。

加湿器を購入する際、湿度についてちょっと調べたので記事にしたいと思います。

目次

湿度とは

日常生活において「湿度」といった場合、相対湿度のことを指します。
その温度の空気が含むことのできる水分量(飽和水蒸気量)に対して、どのくらいの水分が含まれているかの割合が相対湿度です。
だから湿度の単位は%(パーセント)なのです。
例えば、飽和水蒸気量が20g/㎥の空気に対して10g/㎥の水分が含まれている場合、湿度50%となります。

また、温度が高いほど飽和水蒸気量は多くなります。
暖房して室温が上がった場合は含まれている水分量が変わらなくても湿度は下がります。

結露とは

温度が高いほど飽和水蒸気量が多くなることを先に述べました。
逆に温度が下がると当然ですが飽和水蒸気量は少なくなります。
空気が冷やされることで飽和水蒸気量が少なくなると、そこにいられなくなった水分が水滴となって現れてきます。

冬場、窓が結露して周りがびしょびしょになるということがあると思います。
これは外気と接している窓の表面温度が低くなり、そこと接している空気の飽和水蒸気量が少なくなることでその空気に含まれる水分が水滴となって出てくるからです。

40〜60%がいいらしい

ウイルスに対する感染予防対策として最適な湿度は40〜60%程度だそうです。
過去の経験から言うと、気化式の加湿器だと60%まで上げるのは結構厳しいと思います。
気化式の加湿器はその名の通り、水を含ませたフィルターに風を通すことで水分を気化させて吹き出す仕組みです。
でも部屋の湿度が高まってくるとフィルターに通す風も既にある程度の湿度となっています。
飽和水蒸気量に近くなると新たに気化する余裕分が少なくなってしまって気化しにくくなるのである程度まで湿度が上がるとそこからは上がりにくくなります。

スチーム式や超音波式だと強制的に水分を放出させるので気化式に比べると湿度は上がりやすいのですが、逆に上げすぎてしまってあちこちで結露してしまうという状態に陥る危険性があります。
センサーが付いていて設定値に近付くと加湿を止めるようなタイプの加湿器をオススメします。


まとめ

新型コロナウイルスの影響により湿度を気にする方が増えているようです。
加湿器を使ったことがない場合はこれを機会に使ってみるのはいかがしょうか。

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