Mattermostでチャットシステムを構築してみた(設定編)

こちらの記事にMattermostのシステムをサーバーにインストールするところまでをまとめました。

引き続き細かいところの設定をしていきます。

目次

前提条件

  • 当該サブドメインにブラウザからhttpsで接続が可能であること

作業手順

STEP
Mattermostを起動します。
sudo systemctl start mattermost
STEP
管理者アカウントを作成します。

ブラウザでMattermostのURLにアクセスします。
(前回の記事の手順7.で「SiteURL」に設定したURLです)

http://SiteURL:8065

アカウントの作成画面が表示されます。

アカウント作成画面

上から順に「メールアドレス」「ユーザー名」「パスワード」を入力し、「Create Account」をクリックすると作成されます。

STEP
システムコンソール画面にアクセスします。

管理者アカウントを作成したら「Go to System Console」をクリックします。

システムコンソール画面
STEP
「Site URL」を確認します。

システムコンソール画面の左側「Web Server」をクリックして「Site URL」の値が間違いないことを確認します。
「Language」を「日本語」に変更して画面下部の「Save」をクリックします。

Site URLの確認
STEP
メール通知の設定をします。

システムコンソール画面の左側「Notifications」をクリックして「Enable Email Notifications」を「true」、「Notification Display Name」にメールソフトなどで表示される送信者名、「Notification From Address」に送信者メールアドレスを入力して、「Save」をクリックします。

メール通知の設定
STEP
SMTPサーバーの設定します。

システムコンソール画面の左側「SMTP」をクリックして使用するSMTPサーバーの情報を入力し、「Save」をクリックします。
念のため「Test Connection」をクリックして問題なくメールが届くことを確認しておきます。
(上記STEP2で入力したメールアドレスに届きます)

SMTPサーバーの設定
STEP
Mattermostを再起動します。
sudo systemctl restart mattermost
STEP
Nginxの設定を行います。

今回はNginxをプロキシとして使用します。
サブドメインへのアクセスをNginxで受けて、8065ポートで待ち受けているMattermostに流す感じになります。
こちらにあるNginxのconfファイルをコピーして使うのが手っ取り早いです。
「upstream backend」の「server」のIPアドレス、serverディレクティブの「server_name」や「ssl_*」を環境に合わせて修正します。

STEP
Nginxを再起動します。
sudo systemctl restart nginx
STEP
ブラウザで、設定したURLにhttpsでアクセスし、「Create a team」をクリックします。
チームの作成
STEP
「チーム名」を入力して「Next」をクリックします。
チーム名の入力
STEP
チーム用のURLを入力して「Finish」をクリックします。
チーム用URLの入力
STEP
チュートリアルを終了(もしくはスキップ)するとチャンネル画面が表示されます。
チャンネル画面

尚、「アカウント設定」で表示言語設定などのカスタマイズが行えます。


まとめ

個人的にはNginxとの連携に苦労しましたが、比較的簡単に構築できると思います。
仲間内でのやり取りに使ってみるのも面白いかもしれませんね。

既存のデータを別のサーバーに移したい場合はこちらの記事をご覧ください。

アップデートの手順についてはこちらの記事をご覧ください。

Dockerで動かす場合の手順についてはこちらの記事をご覧ください。

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