Chromebookは今年(2021年)で誕生10周年だそうです。
それを記念してChrome OS M89に新機能が追加されました。
既にあちこちで紹介されていますが、私も実際に触ってみたので軽く記事にしてみます。
GIGAスクール構想やリモートワークの普及によりシェアを大きく拡大したChromebookが一層使いやすくなっていると思います。
スマートフォンハブ
シェルフに表示されるスマホっぽいマークをクリックすると表示される、Androidスマホの主要な機能を集めたコントロールセンターです。
連携しているスマホのバッテリー残量などの確認、テザリングやサイレントモードの設定変更、直前まで開いていたChromeのタブをChromebook側で再度開いたりすることができます。
スクリーンキャプチャ機能
クイック設定メニューの「スクリーンキャプチャ」もしくはショートカットキーで使用することができます。
スクリーンショットとスクリーンレコーダーの切り替え、キャプチャ領域の変更(フルスクリーン、指定領域、ウィンドウ指定)が簡単にできます。
トート
シェルフに最近ダウンロードしたファイル、最近取得したスクリーンショット、固定したファイルが表示され、すばやくアクセスすることができます。
クリップボード拡張
クリップボードにはコピーしたアイテムが直近5つまで保存されます。
「Everything」(二重丸か、虫眼鏡のキー)+「v」でクリップボードの内容が表示されるのでそこからペーストしたいものを選びます。
「Ctrl」+「v」だと従来どおり最新のものがペーストされます。
デスク
再起動しても前に使用していたウィンドウが以前のデスクに復元されるようになりました。
デスクを切り替えるには、トラックパッドを4本の指で横にスワイプします。
他にも次のような機能が追加されています。
「クイックアンサー」についてはうちの環境ではうまく動きませんでした。
Wi-Fi同期
Androidスマホや他のChrome OSデバイスで同じGoogleアカウントを使用して接続した信頼済みのWi-Fiネットワークに自動的に接続が行われます。
クイックアンサー
単語を右クリックしたときに定義、翻訳、単位換算など有用な情報を自動的に表示する機能です。
まとめ
個人的にはスクリーンキャプチャ機能の改善がすごくありがたいですね。
スムーズにブログに貼り付ける画像を用意することができるようになりました。
すごく大きなアップデートというわけではありませんが、使い勝手を向上させてくれるいいアップデートだと思います。
既に配信も開始されているのでぜひ試してみてください。
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