SSLサーバー証明書の自動更新エラー

SSLサーバー証明書が自動更新できなかったとのメールが届きました。
SSLサーバー証明書が切れてしまうとサイトへhttpsでアクセスすることができなくなるため一刻も早く解消しなければならないトラブルの一つですね。

どうやって解決したのか
そもそも解決できるのか

同様の問題で悩んでいる方の参考になれば幸いです。

何らかの原因で処理が完了していない

当該ドメインのSSLサーバー証明書は「Let’s Encrypt」のものを使っています。
また、当該ドメインはレンタルサーバー上で運用しておりSSL周りの設定はすべてコントロールパネル上からGUIで行うようになっています。
運用開始から既に数ヶ月が経過しており、過去の自動更新は何の問題もなく終了している実績があります。

そのような状況であるにも関わらずなぜか今回はエラーのメールが届きました。
「何らかの原因で処理が完了していないため対応してください」との内容でした。

サポート情報を参考に対応してみた

届いたメールにはサポートページへのリンクがあったためそちらを参照してみました。
しかし私の状況とは微妙に違う感じで、参考にはなりそうだけどそのものズバリの回答ではありませんでした。
ネットで情報を探してみたのですがこちらも私とは微妙に違う事例ばかり。

ひとまず「現状滞っている自動更新処理を中止し、SSL設定そのものを削除、再度申請する」という対応を行いました。

一日経っても処理が終わらない

Let’s Encryptを使ったことのある方ならご存知だと思いますが、通常であればSSLサーバー証明書が発行されるまでそれほど時間はかかりません。
発行された後にレンタルサーバー側への設定処理が必要になるとしても完了するまで数時間程度だろうと思っていたのですが24時間経過しても一向に処理が終わりません。
どうやらなにか面倒なことが起こっているようです。

メールで問い合わせてみた

レンタルサーバーのコントロールパネルからできることはもうなく、SSHでサーバーにログインしたところで権限の関係でwebサーバーの設定ファイルにアクセスできるわけでもなく完全に手詰まりになってしまいました。
夜も遅い時間だったのでチャットで問い合わせることもできず、仕方ないのでメールフォームから問い合わせを投げておきました。

チャットで問い合わせてみた

メールフォームから問い合わせたものに返答がなかったので、既にメールフォームから問い合わせ済みであることを伝えた上で改めてチャットで問い合わせてみました。
しかし、サポートページに書いてあることをそのまま提示してくるだけで解決には至りませんでした。
私としてはこちらでできることはやり尽くしているという認識だったので、システム側でしかできない対応をしてもらいたかったんですけど伝わらなかったようです。