今使っているMacBook Proですが、メニューバーに出ているバッテリーアイコンを何気なくクリックしたら「ビックリマーク」が付いていました。
詳しく見てみると「バッテリーの容量が著しく低下している」とのこと。
要するに交換が必要ということです。
購入時に加入したAppleCareの有効期限がまだ残っていたので交換を依頼することにしました。
交換前のバッテリーの状態
バッテリー(リチウムイオンバッテリー)の寿命についてよく言われるのが充放電回数に関することです。
この回数がある程度増えてしまうと性能が劣化し、寿命を判断する目安になります。
私のMacBook Proのバッテリーはこんな状態でした。
上限1000回に対してわずか69回。
この数字だけ見ればまだまだ余裕たっぷりに見えます。
しかし、設計容量と現在の容量を比べるとかなり劣化していることが分かります。
AppleCareの規定では設計容量の80%を切ると交換の対象となりますが、今回はその条件に該当しています。
Apple修理サービスプログラムの対象
私のMacBook Proは2017年の13インチ・Touch Bar非搭載モデルなんですが、搭載しているSSDがApple修理サービスプログラムの対象になっています。
いわゆるリコールなので販売開始から3年までは保証の状態に関係なく無償で対応してもらえます。
ついでなのでこちらも対応してもらおうと思います。
リンゴマークの辺りから異音
いつの頃からか、筐体を揺すると天板のリンゴマークの辺りからコトコトという音が聞こえるようになりました。
落としたりとかぶつけたりとかしていないんですけどね。
ついでなのでこちらも直せるようだったら直してもらおうと思います。
あっさりとリペアセンター送りが決定
ジーニアスバーに持ち込んで上記の症状を確認してもらったところ、あっさりとリペアセンターでの修理が確定しました。
バッテリー交換はAppleCareのおかげで無償、SSDについてはリコールなので無償、異音については開けてみないと分からないので場合によっては後日費用の連絡をするということになりました。
3日後に手元に到着
「場合によっては2週間程度かかるかもしれない」と言われていたのですが、修理依頼から3日後に手元に返ってきました。
費用についての連絡もなく(=保証が適用されて無償)、かなり迅速な対応でした。
修理内容としては以下の通りでした。
- トップケース交換
キーボード、トラックパッド、バッテリーが一緒になった構造のようで、丸ごと交換になりました。
このモデルはキーボードにも問題を抱えていたのですがそこも対応が済んだ形になりますね。 - SSDのファームウェアアップデート
SSDは交換が必要ではなかったようで、ファームウェアのアップデートだけが実施されました。
中身は初期化されてOSがクリーンインストールされた状態でした。 - ディスプレイユニット交換
異音はディスプレイがずれていたことで発生していたようで、丸ごと交換になりました。
結局、ゴム足がついている底面、ロジックボード及びその周辺パーツ、これだけが今までのままで他は全部新しくなったことになります。
AppleCareのおかげで費用は一切かかりませんでした。
まとめ
AppleCareがこんなに役に立つとは思いませんでした。
ジーニアスバーでの概算見積もりの時点で修理費用は5万円を超えていたのでもし加入していなかったら…と考えるとゾッとしますね。
購入時、迷ったけど加入しておいてよかった…。
先に述べたとおり2017年モデルなので間もなく4年目に入るのですが、ほぼほぼ新品になってしまいました。
まだしばらくは使えそうです。
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